4農畜産物の高付加価値化

微生物を活用した新しい機能性原料の研究・開発

微生物は発酵過程で、抗生物質や免疫物質を産生したり、アミノ酸やクエン酸、ビタミン類などの成分を合成したりします。
微生物を活用することで、有用な成分を含有する農畜産物から機能性成分の抽出することも出来ます。
機能性が格段に向上した機能性農畜産物原料の研究・開発に取り組んでいます。
実施例

「微生物活用による農畜産物の高付加価値化」
微生物の活性をうまく活用するためには、機能性が期待できる農畜産物と有用な微生物の探索がポイントとなります。

(1)有用な成分を含有する農畜産物の探索
(2)農畜産物に合った微生物の探索
(3)高濃度に発酵させることにより、吸収性・活性が格段に向上する生産方法の確立
(4)機能性及び安全性の評価


※例えば、発酵することで抗酸化作用が強くなります。
農産物には多種類の抗酸化物質が含まれていますが、細胞壁に守られているため吸収利用できるのは限られています。
発酵することで格段に吸収率も高まり、非常に強い抗酸化作用を持つようになることが知られています。
協力機関・関連機関等
・神奈川県産業技術センター
・独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)